ガンダムSEED(アスキラ)&ガンダムOO(ロク刹)の二次創作小説サイトです。
2009/10/28 (Wed)
一ヶ月の任務から戻ってみれば、大勢のマスコミ関係者に囲まれて、訳もわからず「ロイヤルカップルの誕生だ」と騒ぎ立てられた。そして、追い討ちを掛けるように愛する恋人が、『さようなら、お幸せに』とメモを残して姿を消し、懇意にしていた歌姫に謝られた瞬間、アスランはすべてを悟った。
物心ついたときから、彼女だけを愛し、守り、将来は夫婦として死が二人を分かつその日まで寄り添っていくのだと当然のように思っていたし、彼女と心を通わせてからというもの、幾度となく愛の言葉を囁いたのに、それがまったく伝わっていなかったのだと知って、酷く裏切られた気分だった。
ザラ家の総力を挙げて探し出した彼女は別れの言葉しか口にせず、終いには興奮して手が付けられない状態になり、鎮静剤を打つ羽目になった。
ベッドの上で穏やかに眠る彼女を見下ろして、アスランはサイドテーブルの引き出しから小瓶を取り出した。蓋を開けて、白い錠剤を一つ取り出すと、彼女の口に押し込み、口移しで水を飲ませて、それを無理矢理嚥下させた。
そして、彼女が目覚めるのを、昏い笑みを浮かべて待った。
「誰よりも愛しくて、大好きなキラ。俺から離れようなんて、絶対に許さない――――……!」
物心ついたときから、彼女だけを愛し、守り、将来は夫婦として死が二人を分かつその日まで寄り添っていくのだと当然のように思っていたし、彼女と心を通わせてからというもの、幾度となく愛の言葉を囁いたのに、それがまったく伝わっていなかったのだと知って、酷く裏切られた気分だった。
ザラ家の総力を挙げて探し出した彼女は別れの言葉しか口にせず、終いには興奮して手が付けられない状態になり、鎮静剤を打つ羽目になった。
ベッドの上で穏やかに眠る彼女を見下ろして、アスランはサイドテーブルの引き出しから小瓶を取り出した。蓋を開けて、白い錠剤を一つ取り出すと、彼女の口に押し込み、口移しで水を飲ませて、それを無理矢理嚥下させた。
そして、彼女が目覚めるのを、昏い笑みを浮かべて待った。
「誰よりも愛しくて、大好きなキラ。俺から離れようなんて、絶対に許さない――――……!」
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2009/10/28 (Wed)
アスランが変態チックです。
カッコいいアスランをお求めの方はお戻りください。
青年の家の隣には、六歳下の少女が住んでいました。
青年は少女を妹のように可愛がり、少女もまた青年を兄のように慕っていました。
兄妹のように育った二人の関係が崩れたのは、少女が中学三年生になった頃でした。
少女の両親が海外に転勤することになり、少女一人がこの国に残ることになったのです。
当然、幼い少女に一人暮らしをさせることもできず、青年の家で少女を預かることになりました。青年の両親は少女をとても気に入っていたので、大喜びです。
しかし、彼らは非常に多忙な人たちでした。ですから、すでに大学生となり、人暮らしをしていた青年は実家へ呼び戻されました。殆ど、青年と少女の二人暮らしのような有り様です。
少女は思春期真っ只中で、子どもから大人へと変貌する時期にありました。蝶が羽化するように、少女が艶やかに成長する様を目の当たりにして、青年は戸惑いました。
ずっと妹だと思っていた少女を、自分のものにしたいと思ってしまったのです。それは明らかに恋情であり、劣情でした。
日に日に美しくなる少女に懸想する者が多くなる中、青年は日々嫉妬に苛まれました。
そしてある日、青年はその嫉妬に耐え切れず、少女の可憐な唇を奪ってしまったのです。突然の出来事に怯え、泣き震える少女に、青年は精一杯の真摯さで愛の言葉を囁きました。少女は青年の愚行を許し、その愛を受け止めました。
このとき青年と少女は、少女が十六歳の誕生日に結婚することを約束します。
翌年、約束通り二人は結婚し、晴れて夫婦となりました。
そして現在、高校最後の年に子どもを身篭った少女は元気な男の子を出産し、二人はお父さんとお母さんになりました。
――――これは、そんな夫婦と彼らの一人息子のお話です。
カッコいいアスランをお求めの方はお戻りください。
青年の家の隣には、六歳下の少女が住んでいました。
青年は少女を妹のように可愛がり、少女もまた青年を兄のように慕っていました。
兄妹のように育った二人の関係が崩れたのは、少女が中学三年生になった頃でした。
少女の両親が海外に転勤することになり、少女一人がこの国に残ることになったのです。
当然、幼い少女に一人暮らしをさせることもできず、青年の家で少女を預かることになりました。青年の両親は少女をとても気に入っていたので、大喜びです。
しかし、彼らは非常に多忙な人たちでした。ですから、すでに大学生となり、人暮らしをしていた青年は実家へ呼び戻されました。殆ど、青年と少女の二人暮らしのような有り様です。
少女は思春期真っ只中で、子どもから大人へと変貌する時期にありました。蝶が羽化するように、少女が艶やかに成長する様を目の当たりにして、青年は戸惑いました。
ずっと妹だと思っていた少女を、自分のものにしたいと思ってしまったのです。それは明らかに恋情であり、劣情でした。
日に日に美しくなる少女に懸想する者が多くなる中、青年は日々嫉妬に苛まれました。
そしてある日、青年はその嫉妬に耐え切れず、少女の可憐な唇を奪ってしまったのです。突然の出来事に怯え、泣き震える少女に、青年は精一杯の真摯さで愛の言葉を囁きました。少女は青年の愚行を許し、その愛を受け止めました。
このとき青年と少女は、少女が十六歳の誕生日に結婚することを約束します。
翌年、約束通り二人は結婚し、晴れて夫婦となりました。
そして現在、高校最後の年に子どもを身篭った少女は元気な男の子を出産し、二人はお父さんとお母さんになりました。
――――これは、そんな夫婦と彼らの一人息子のお話です。
2009/10/28 (Wed)
シンは自他共に認める、シスコンだ。
おっとりとしていて、ふわふわと危なっかしく、それでいてプログラミング能力は他の追随を許さないほどの才能を持つ、天然素材な二つ年上の姉を守るのは、弟である自分の責務だと物心ついた頃から思ってきた。“死ぬまで彼女を守りたい”という気持ちは、すでに家族に対する親愛の情というよりも、恋に近い感情だというだ自覚もあるが、さすがに姉弟でそれはマズイだろうと思い至り、数年前にこの初恋を無理矢理心の奥深くにしまい込んだ。その代わりに、姉に近づく不埒な輩は容赦なく睨みを効かせ、自分のお眼鏡に適った相応しい人物が現れるまで、引き続き彼女を守り抜くことを決意したのだが―――……。
シンはリビングのドアを開けた途端、ガックリと膝を付いた。
「キ~ラ~、こういうときは出なくてもいいから」
「え? え? だって、インターフォンが二回鳴ったし……それに、新聞の集金だよ?」
シンの目の前には、バスタオル一枚を巻き付けた姉のキラが、インターフォンの受話器を握り締めていた。急いで風呂から出てきたのだろう、その肌には水滴が残っていて、何とも言えず官能的な姿だ。
シンは“父親が残業、母親は友人と出掛けている”という事実を忘れていた迂闊な自分を呪いたくなった。
二回目のインターフォンで気が付いて、慌てて部屋から飛び出してくれば、この状況。世間から若干――否、かなりズレている姉を守ろうと必死になっても、当の本人がこれではどうしようもない。
(何でこの人は、こんなに無防備なんだ……。あー、ヤバイ。頭痛がしてきた)
幾度となく注意しても直らない彼女の行動に怒りを通り越して呆れるばかりだが、こんなことでへこたれていては自覚のない姉を守ることなどできない。
それでも今日、何度目かになる溜息を吐いて項垂れていると、
「ねぇ、シン。集金の人、待ってるよ?」
急に間近でキラの声が聞こえた気がして、ハッと顔を上げると、膝を付いたシンの視線に合わせるように、しゃがんで自分の顔を覗き込む姉の視線とぶつかった。
先ほどまで風呂に入っていたせいか、いくぶん上気した頬とぷるんとした薄紅色の唇が目に入って、思わずドキンと心臓が高鳴る。少し視線を下げれば、バスタオルの裾から白くてしなやかな太腿が見えてしまって、大慌てでキラの肩を掴んで自分から引き離し、視線を逸らした。
「と、取りあえず集金のほうはオレが出るから、キラは風呂に戻って!」
「え、でもぉ……」
「『でも』じゃないっ」
キラの腕を取って立たせ、背中を押して風呂まで強制連行する。
いくらキラへの恋心を封印したとはいえ、未だ現在進行形で想い人であることに変わりはないのだ。その相手の艶姿を見せられて、反応しない男がいるだろうか。――キラにはいい加減、“男心”というものを学んでもらいたい。
「シン、顔が赤いよ。熱があるんじゃ……」
「ないっ。熱なんてないから!」
さすがに『あんたのせいだ』とは言えず、納得していないキラを脱衣所に押し込んで、バタンとドアを閉めるとその場にズルズルと座り込んだ。
(――勘弁してくれよぉ……。もういっそのこと、わざとだって言ってくれたほうがまだマシだって)
思わぬハプニングに集金のことも忘れて、シンは頭を抱えた。
おっとりとしていて、ふわふわと危なっかしく、それでいてプログラミング能力は他の追随を許さないほどの才能を持つ、天然素材な二つ年上の姉を守るのは、弟である自分の責務だと物心ついた頃から思ってきた。“死ぬまで彼女を守りたい”という気持ちは、すでに家族に対する親愛の情というよりも、恋に近い感情だというだ自覚もあるが、さすがに姉弟でそれはマズイだろうと思い至り、数年前にこの初恋を無理矢理心の奥深くにしまい込んだ。その代わりに、姉に近づく不埒な輩は容赦なく睨みを効かせ、自分のお眼鏡に適った相応しい人物が現れるまで、引き続き彼女を守り抜くことを決意したのだが―――……。
シンはリビングのドアを開けた途端、ガックリと膝を付いた。
「キ~ラ~、こういうときは出なくてもいいから」
「え? え? だって、インターフォンが二回鳴ったし……それに、新聞の集金だよ?」
シンの目の前には、バスタオル一枚を巻き付けた姉のキラが、インターフォンの受話器を握り締めていた。急いで風呂から出てきたのだろう、その肌には水滴が残っていて、何とも言えず官能的な姿だ。
シンは“父親が残業、母親は友人と出掛けている”という事実を忘れていた迂闊な自分を呪いたくなった。
二回目のインターフォンで気が付いて、慌てて部屋から飛び出してくれば、この状況。世間から若干――否、かなりズレている姉を守ろうと必死になっても、当の本人がこれではどうしようもない。
(何でこの人は、こんなに無防備なんだ……。あー、ヤバイ。頭痛がしてきた)
幾度となく注意しても直らない彼女の行動に怒りを通り越して呆れるばかりだが、こんなことでへこたれていては自覚のない姉を守ることなどできない。
それでも今日、何度目かになる溜息を吐いて項垂れていると、
「ねぇ、シン。集金の人、待ってるよ?」
急に間近でキラの声が聞こえた気がして、ハッと顔を上げると、膝を付いたシンの視線に合わせるように、しゃがんで自分の顔を覗き込む姉の視線とぶつかった。
先ほどまで風呂に入っていたせいか、いくぶん上気した頬とぷるんとした薄紅色の唇が目に入って、思わずドキンと心臓が高鳴る。少し視線を下げれば、バスタオルの裾から白くてしなやかな太腿が見えてしまって、大慌てでキラの肩を掴んで自分から引き離し、視線を逸らした。
「と、取りあえず集金のほうはオレが出るから、キラは風呂に戻って!」
「え、でもぉ……」
「『でも』じゃないっ」
キラの腕を取って立たせ、背中を押して風呂まで強制連行する。
いくらキラへの恋心を封印したとはいえ、未だ現在進行形で想い人であることに変わりはないのだ。その相手の艶姿を見せられて、反応しない男がいるだろうか。――キラにはいい加減、“男心”というものを学んでもらいたい。
「シン、顔が赤いよ。熱があるんじゃ……」
「ないっ。熱なんてないから!」
さすがに『あんたのせいだ』とは言えず、納得していないキラを脱衣所に押し込んで、バタンとドアを閉めるとその場にズルズルと座り込んだ。
(――勘弁してくれよぉ……。もういっそのこと、わざとだって言ってくれたほうがまだマシだって)
思わぬハプニングに集金のことも忘れて、シンは頭を抱えた。
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HN:
神里 美羽
性別:
女性
趣味:
読書・カラオケ・妄想
自己紹介:
日々、アスキラとロク刹の妄想に精を出す腐女子です。
ロク刹は年の差カッポー好きの神里のツボを激しく突きまくりで、最早、瀕死状態。
アスキラはキラが可愛ければ何でもオッケーで、アスランはそんなキラを甘やかしてればいいと思います。
そんな私ですが、末永くお付き合いください。
ロク刹は年の差カッポー好きの神里のツボを激しく突きまくりで、最早、瀕死状態。
アスキラはキラが可愛ければ何でもオッケーで、アスランはそんなキラを甘やかしてればいいと思います。
そんな私ですが、末永くお付き合いください。
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